近年、少子高齢化・核家族化が進んだことにより、お墓との向き合い方も変わりつつあります。
お墓に対する価値観の多様化によって「子や孫に負担をかけたくない」、「お墓の管理が大変」と考える方が増えたことも、お墓じまいが多く行われるようになった要因のひとつといえます。
将来のお墓のことで少しでも不安がある方は「お墓じまい」もひとつの選択肢として、自分自身のニーズに合った供養の形にすると良いのではないでしょうか。お墓じまいとは「ご先祖さまのご供養をどのようにして続けていくのか」を考えることです。
ご先祖様が安心して眠れる選択をしましょう。
樹齢数百年の巨木に囲まれた高野山「奥之院」は、日本有数の霊場です。奥之院の御廟に、弘法大師は今もなお生きており、私たちの願いを聞き入れてくれるという大師信仰の中心地でもあります。一の橋から御廟までの約2キロメートルにおよぶ参道には、戦国武将や歴史的著名人の墓碑が立ち並んでいます。 墓じまいをご依頼された方は、遍照尊院での故人のご供養ののち、奥之院へお運びさせていただきます。奥之院では弘法大師に見守られながら、いつまでも安らかにお眠りいただけます。
閉眼供養
閉眼供養とは、お墓の引越し(改葬)や、リフォーム、墓じまいなどに伴ってお墓から遺骨を取り出す際に、お墓に宿っている故人の魂を抜き取るための儀式です。
※供養後、行政手続きに必要な「受入証明書」を遍照尊院より発行いたします。
墓石撤去・解体工事
お墓じまいする場合は、全てを撤去し、更地にしてお返しする必要があります。霊園や墓地によっては、依頼できる石材店が決まっていることがあるため、事前に確認しておきましょう。
使用権の返還・行政手続き
閉眼供養の後に遍照尊院より発行する「受入証明書」、既存の墓地管理者より発行される「埋葬許可証」、その他必要書類と共に、役所へ「改葬許可申請書」をご提出いただき、役所より「改葬許可証」をご取得いただきます。
ご遺骨お預かり・奥之院への合祀
預けていたお骨は高野山奥之院の御廟に隣接する納骨堂へ、仏様は遍照尊院寺紋入り過去帳にて、永代に亘りご供養され、お大師さまの傍らで永遠の眠りにつくことができます。
閉眼供養とご遺骨のお預かり、
奥之院への合祀
ご遺骨につきましてはお預かりして、
1ヶ月~半年で奥之院にお納めいたします。